テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は21日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク146位の
伊藤竜馬が同123位の
P・グネスワラン(インド)を6-4, 6-2, 7-5のストレートで破り、2013年以来7年ぶり3度目の初戦突破を果たした。
>>伊藤竜馬vsジョコビッチ 1ポイント速報<<>>全豪OP男子対戦表<<昨年12月に行われた「AO2020アジア・パシフィック ワイルドカード・プレーオフ」で今大会の本戦出場権を獲得した伊藤は、この日ラッキールーザーのグネスワランを2時間1分で振り切り、四大大会では2014年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来の勝利をあげた。
試合後の会見で伊藤は「マッチポイントを取った時が1番うれしかった。いろんな想いがこみ上げてきた。ひじのけががある中、諦めずにやれた」と喜びをかみしめた。
「(グネスワランは)実力のある選手で、サーブとフォアが攻撃的。それを封じようと低いショット、バックへ打つ時は高いボールを使った。自分のミスは減らして今日は戦いました」
2回戦では第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。ジョコビッチは1回戦で世界ランク37位の
J・シュトルフ(ドイツ)を下しての勝ち上がり。
伊藤は「(ジョコビッチは)壁みたいな感じ。(2015年のモンテカルロで)1回練習したことはありますが、試合は初対戦。非常に楽しみ。フォアハンドとか、どれだけ通用するのかを試したい」と意気込んだ。
その他の日本勢では、世界ランク71位の
西岡良仁が2回戦へ進出、同93位の
内山靖崇は初戦で敗れた。同91位の
杉田祐一は同231位のE・ベンシェトリ(フランス)との1回戦に臨む。
「全豪オープンテニス」
2020シーズン最初のグランドスラムとなる全豪オープン。2019年全豪を制覇し、日本人で初めて世界ランキング1位になった
大坂なおみなど、今年の行方を占うトッププレーヤーたちの熱い戦いに世界中が注目する!
【放送予定】
1月20日(月)〜2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送
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