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死闘フェデラー 地元紙「奇跡」

ロジャー・フェデラー
Herald Sun
画像提供: tennis365.net
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は28日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードのR・フェデラー(スイス)が世界ランク100位のT・サングレン(アメリカ)を6-3, 2-6, 2-6, 7-6 (10-8), 6-3のフルセットの死闘の末に破り、2018年以来2年ぶり15度目のベスト4進出を果たした。

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地元紙の「Herald Sun」は29日、フェデラーについて「悪夢の試合だったが、フェデラー自身のみが奇跡を起こすことができる。四大大会20度の優勝を誇る彼は全豪オープンで生き残るために悪夢から目覚めた」と記載した。

サングレンの7度のマッチポイントをしのいだフェデラーは「時にはラッキーにならなければならないこともある。あの7つのマッチポイントでは、コントロールは効かない。してるように見えたかもしれないけれど、僕はただ彼(サングレン)にウィナーを取られないといいなと思いながらボールをコートにいれていただけなんだ」と明かした。

「試合が続くにつれて、感覚がよくなりプレッシャーがなくなった。最終的にブレークできて幸運だったし、サーブも後半は特によかった。ふさわしいとは思わないけど、僕は今ここ(センターコート)に立てているし、とてもうれしい」

フェデラーは準決勝で、第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)を対戦する。ジョコビッチは準々決勝で第32シードのM・ラオニッチ(カナダ)をストレートで下しての勝ち上がり。

一方敗れたサングレンは自身初の四大大会4強入りとはならなかった。

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