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ナダル「チャンスあった」

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は29日、男子シングルス準々決勝が行われ、第1シードのR・ナダル(スペイン)は第5シードのD・ティーム(オーストリア)に6-7 (3-7), 6-7 (4-7), 6-4, 6-7 (6-8)で敗れ、2年連続7度目のベスト4進出とはならなかった。会見では「第1セットで大きなチャンスがあった。時には思うようにいかないこともある」と語った。

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第1セットでセットポイントを握り、第2セットもゲームカウント4−2とリードしたナダルだったが、ティームの強打に押されてチャンスを逃した。その後、第3セットを取ったが、第4セットはタイブレークの末に4時間10分で力尽き、1968年のオープン化以降で史上初となる同一の四大大会複数優勝、さらにR・フェデラー(スイス)に並ぶ四大大会20勝目のチャンスを逃した。

「自分のサービスゲームでセットポイントもあった。今日の試合で大切な瞬間だった。彼(ティーム)はいつもより1本多く返球してきて、最高のプレーをしていたと思う。僕も悪くなかった。試合を通して諦めなかった」

「ある瞬間のコンディションが少し重かったのも事実。彼は自分より若く、動きも俊敏。もちろん悲しく、グランドスラムの準決勝へ進めるチャンスを失ってしまった。でも、素晴らしい相手に敗れた。彼は勝者に値するし、本当にいいプレーをしていたと思う」

一方、勝利したティームは準決勝で第7シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズベレフは準々決勝で第15シードのS・ワウリンカ(スイス)を逆転で下しての勝ち上がり。

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【放送予定】
1月20日(月)〜2月2日(日)WOWOWにて連日生中継[大会第1・2日無料放送

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(2020年1月30日1時02分)

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