男子テニスのチリ・ドーブ・メンケア・オープン（チリ/サンティアゴ、クレー、ATP250）は２７日、シングルス２回戦が行われ、第１シードの
Ｃ・ガリン（チリ）が世界ランク９８位の
Ａ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）を6-2, 0-6, 7-6 (7-4)のフルセットで破り、ベスト８進出を果たした。
上位４シードは１回戦免除のためこの試合が初戦となったガリンはこの日、３度のブレークに成功し第１セットを先取。第２セットを落としたもののファイナルセットでは２０歳のダビドビッチ フォキナをタイブレークの末に破り地元チリで８強入りを決めた。試合時間は２時間。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでガリンは「この大会は僕にとって非常に重要なもの。毎年ここでプレーしたい。勝利したことで自信も出てきた一方、チリで勝つことの責任も感じている」とコメントを残した。
「観客の応援は大いに僕を助けてくれた。正直、第２セットでは背中が少し痛んでいたが、彼らのサポートが大事だった」
チリ・ドーブ・メンケア・オープンは２０１２年から昨年まで行われていたブラジル・オープン（ブラジル/サンパウロ、レッドクレー、ATP250）の代わりに開催されている大会で、チリでATPツアーが開かれるのは２０１４年以来６年ぶりとなっている。
２３歳で世界ランク１８位のガリンは、ベスト４進出をかけて準々決勝で同１８２位のＴ・セイボス ワイルド（ブラジル）と対戦する。１９歳のセイボス ワイルドは２回戦で同６３位の
Ｊ・ロンデロ（アルゼンチン）をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第３シードの
Ａ・ラモス=ヴィノラス（スペイン）、第８シードの
Ｔ・モンテイロ（ブラジル）が８強へ駒を進めた。
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