男子プロテニス協会のATPは9日、世界ランク47位の
M・キツマノビッチ(セルビア)とそのコーチであるM・フラヴァチン(クロアチア)のインタビューを公式サイトに掲載した。今季の目標や自身の課題について告白している。
<YouTube>引退の危機迎えた過去【伊藤 竜馬】 「辞める寸前だった」苦悩の日々を告白>>YouTube テニス365チャンネル<<20歳のキツマノビッチは現在自己最高位タイの47位を記録。今シーズンは開幕戦のカタール・エクソン・モービル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、ATP250)でベスト4入りを飾ると、2月のニューヨーク・オープン(アメリカ/ニューヨーク、室内ハード、ATP250)でも4強入りを果たした。
インタビューでは「今年の目標はトップ30に入ること。その順位で終えれば僕にとって素晴らしいことで、今は1歩ずつ前に進みたい。おかしな目標を立てて年末に失望したくないし、少しずつ目標を達成できれば完璧だと思う」と語った。
自身の課題については「間違いなくフットワーク。それが最大の問題。誰もがストロークの打ち方は分かっているが、しっかりセットした状態でなければそれは最大限発揮されない。フットワークは大きなことであり、ボールをより早く捉えるには大事なこと。そこをしっかりすればさらに攻撃的なテニスが展開できると思う」と自身の今後の課題を口にした。
一方、キツマノビッチのコーチであるフラヴァチンはシーズンオフの準備期間が重要になる、という認識を話した。
「今年のプレシーズンは本当に良いキャンプとなった。幸運なことに世界最高の選手がそこにいた。彼らとともに練習し、自分がしなければいけないことが明確になったと思う。フットワークは重要だが、ボールに近づくタイミングを間違えると良くないことも確か。彼らのようなトップ選手は全て適切に処理ができている。世界最高レベルのプレーは時間があまり与えられない。浅いボールを打てば命取りになる。ポイントを失う。とても簡単だ」
「その中で今年のキャンプは手に入れられる最大の経験をしたと思う。昨年はテネリフェ島(スペイン)で
D・ティーム(オーストリア)、
D・ゴファン(ベルギー)、
J・シュトルフ(ドイツ)らとプレーした。これも完璧なものだったが、今年はそれ以上だったんだ。
R・フェデラー(スイス)、
N・ジョコビッチ(セルビア)、
K・ハチャノフ(ロシア)がいた。これは買うことのできない経験。これは僕にとっても彼(キツマノビッチ)にとっても手に入れられる最高のものの1つだと思う」
キツマノビッチは今後、25日に開幕するマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)への出場を予定している。
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