男子テニスのATP公式サイトは13日、世界ランク29位の
H・ホルカシュ(ポーランド)のコーチであるS・ボイントン(アメリカ)氏のインタビューを掲載した。
<YouTube>引退の危機迎えた過去【伊藤 竜馬】 「辞める寸前だった」苦悩の日々を告白>>YouTube テニス365チャンネル<<23歳のホルカシュは昨年8月のウィンストン・セーラム・オープン(アメリカ/ウィンストン・セーラム、ハード、ATP250)でツアー初優勝を飾ると、今年1月に行われた国別対抗戦ATPカップ(オーストラリア/パース、ブリスベン、シドニー)では
D・シュワルツマン(アルゼンチン)や、
B・チョリッチ(クロアチア)、
D・ティーム(オーストリア)らを破る活躍を見せた。また、ASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)でお4強入りを果たすなど、2月には自己最高の28位を記録した。
コーチであるボイントン氏はホルカシュについて「彼は今、本当に良い位置にいる。でもまだもう少し学び、経験し、成長する必要があると思う」と語った。
「何か突飛なことをする必要は無い。自分のやるべきことをやり、少し改善していく。それで良い。そのために僕が動き続けなければいけないが、彼が進化するのを本当に楽しみにしている」
昨年10月に行われたロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)での
S・チチパス(ギリシャ)との対戦では、ファイナルセットのタイブレークの末にホルカシュは敗れていた。
「あの試合、もし彼(ホルカシュ)のリターンがもう少しでも良かったら勝てていたはずだ。試合のあと彼に「この1年見てきた課題をオフシーズンにやる。そのリストの最初の項目がリターンの改善だ」と伝えた。僕らコーチ陣が少し彼の動きの手助けをすればより良くなると感じた。オフの期間は時間があり、具体的なコーチングができる。オンシーズンは最低限のことしかできないからね、期間中はメンタル的なことやコートのサーフェス、ガットの張りなどのミーティングを主に行うことになる」
現在、男子テニスは新型コロナウイルスの影響でマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、 ATP1000)、バルセロナ・オープン・バンコ・ サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー 、ATP500)を含む6週間の中断を余儀なくされている。
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