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【錦織特集1】ナダルとの全仏2019

tennis365.netは世界ランク31位の錦織圭が今までツアーで戦った試合を特集。2日は2019年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝の錦織 vs R・ナダル(スペイン)に注目する。

錦織は3・4回戦でフルセットの死闘を制して準々決勝へ駒を進めたが、第2シードのナダルに1-6, 1-6, 3-6のストレートで敗れ、日本男子で1933年の佐藤次郎以来86年ぶりのベスト4進出とはならなかった。

昨年6月4日に行われたこの試合で錦織は、ファーストサービスの確率は73パーセントとするも獲得率は44パーセントだった。試合序盤からナダルに圧倒され、1時間51分で力尽きた。

試合後の会見で錦織は「思ったより動けました。昨日の試合(ペールとの4回戦)のラストは全く動けなかった。精神的に、いい状態が続いていた。体とメンタル的には『意外と大丈夫だった』とコート上で思っていました」と語った。

しかし、苦戦が続く中でナダルらトップ選手との試合に臨む錦織は「毎回やる時に、体力の限界がきている」と明かした。

一方のナダルは「彼(錦織)は、いつもより疲れていたはず。それは間違いない。僕は2日前にストレートで勝って、圭は僕よりも長い時間プレーしている」と述べた。

「彼はいつも素晴らしいプレーをする選手。5年前、全米の決勝を戦った。多くのいい選手たちを破っているし、今大会でも強い選手たちに勝ってきた。彼は世界7位、つまり現在世界で7番目に危険な選手ということだろう」

ナダルは決勝でD・ティーム(オーストリア)を下して3年連続12度目のタイトルを獲得した。

今シーズンの全仏オープンは本来、5月24日から6月7日にかけて開催される予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて9月20日から10月4日までの開催へ延期が発表されている。




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(2020年6月2日18時17分)

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