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【錦織特集4】マレーと対戦、全仏2017

tennis365.netは世界ランク31位の錦織圭が今までツアーで戦った試合を特集。5日は2017年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝の錦織 vs A・マレー(イギリス)に注目する。

当時世界ランク9位で第8シードだった錦織は同1位のマレーに6-2, 1-6, 6-7 (0-7), 1-6の逆転負けを喫して初のベスト4進出を逃し、日本男子で1933年の佐藤次郎以来84年ぶりの4強入りとはならなかった。

4回戦でF・ベルダスコ(スペイン)を下して2015年以来2年ぶり2度目の準々決勝を戦った錦織は、第1セットで当時王者だったマレーから2度ブレークを奪い圧倒した。

続く第2セット、スマッシュのミスやダブルフォルトを犯した錦織は第4ゲームで先にブレークを許す。その後も立て直せずにセットカウント1−1となる。

第3セットでは互いに1度づつブレークしてタイブレークに突入する競った展開に。しかしミスが目立って落とし、崖っぷちに追い込まれる。

第4セットでは先にブレークに成功するも、マレーに逆転され2時間39分で力尽きた。

錦織は試合後の会見で「2セット目以降から焦り出した。1番悔いが残るのは(第3セットの)タイブレーク」と振り返った。

「落ち着いてしなければいけないことが出来なくなった。3セット目をどうにかして取っていれば、4セット目は自信を持ってプレー出来たかもしれない。今日は自分に原因があったかもしれない」

一方勝利したマレーは準決勝で、当時世界ランク3位だったS・ワウリンカ(スイス)にフルセットの末に敗れて2年連続2度目の決勝進出とはならなかった。

同年の全仏オープンはワウリンカを決勝で下したR・ナダル(スペイン)が10度目の大会制覇を達成した。




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(2020年6月5日11時26分)

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