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【名勝負特集】2時間半の熱戦制し4強へ

tennis365.netは、過去の名勝負に注目。9日は2019年6月に行われた男子テニスのリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)準々決勝、B・チョリッチ(クロアチア)vsC・ガリン(チリ)を特集する。

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当時22歳のチョリッチは同大会に第2シードとして初出場。初戦の2回戦ではT・フリッツ(アメリカ)を逆転で下し、ベスト8入りを決めていた。一方、ガリンは1回戦のS・カルーソ(イタリア)、2回戦のR・ハーセ(オランダ)戦をいずれもストレートで切り抜け8強入りした。

初の顔合わせとなった準々決勝、試合を通して16本のエースを決めたチョリッチだったが、ガリンの強打に押し込まれ、ファイナルセットではゲームカウント2−5まで追いつめられる。しかし、フォアハンドのウィナーを決めるなど粘りをみせタイブレークに突入。タイブレークではガリンにマッチポイントを握られるもサービスエースを奪ってしのぐと、最後はガリンのフォアハンドクロスがネットにかかり2時間30分の激闘を制した。試合結果は6-7 (4-7), 6-3, 7-6 (8-6)。

試合後、チョリッチは「ゲームカウント2−5になったりタイブレークが2回あったりと、間違いなくタフな試合だった。なんとか状況を逆転することができた」と振り返った。

チョリッチは準決勝でA・マナリノ(フランス)と対戦したが、6-4, 3-6, 6-7 (4-7)の逆転で敗れ、姿を消した。マナリノはその後決勝でJ・トンプソン(オーストラリア)をストレートで下し破り、ツアー初優勝を飾っている。




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(2020年6月9日18時17分)

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