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【錦織特集13】ナダルとの初対戦、クイーンズ2008

tennis365.netは世界ランク31位の錦織圭が今までツアーで戦った試合を特集。14日は2008年6月のステラ・アルトイズ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP250)3回戦の錦織 vs R・ナダル(スペイン)に注目する。

当時18歳で世界ランク113位の錦織は同2位のナダルと初対戦。同大会初出場で1回戦をA・ファリャ(コロンビア)、2回戦をO・パシャンス(フランス)に勝利していた。

同年2月のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード、ATP250)で予選から勝ち上がりキャリア初タイトルを獲得した錦織は、ナダルに対して4-6, 6-3, 3-6と黒星となるも善戦。世界トップへ戦えるポテンシャルを世界へ示した。

第1セット、錦織はナダルと互角のラリー戦を繰り広げてサービスキープを続ける。第7ゲームでは高くジャンプしながら打つフォアハンドを決めるなどするも、ナダルにボレーを決められてブレークを許しセットを落とす。

しかし第2セットを取り返して試合はファイナルセットへ。長いストローク戦を制する場面を見せる錦織だったが、第4ゲームでナダルにドロップショットでブレークポイントを取られて崖っぷちとなる。

その後フォアハンドのミスが重なりチャンスを見出せずナダルのマッチポイントを迎える。強烈なサービスをワイドに放たれ、錦織は返球できずに2時間4分で力尽きた。

勝利したナダルは準々決勝でI・カルロビッチ(クロアチア)、準決勝でA・ロディック(アメリカ)、決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)を下してタイトルを獲得。さらに同年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)決勝ではR・フェデラー(スイス)に勝利し初優勝。初の世界ランク1位の座へ輝いた。




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(2020年6月14日11時58分)

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