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【名勝負特集】MPしのぎフェデラー撃破

tennis365.netは、過去の名勝負に注目。15日は2017年6月に行われた男子テニスのメルセデス・カップ(ドイツ/シュツットガルト、芝、ATP250)2回戦、T・ハース(ドイツ) vs R・フェデラー(スイス)を特集する。

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【YouTube】ワッキーが守屋 宏紀から両手バックハンド3つのポイント教わる

元世界2位のハースは当時39歳。1回戦でPH・エルベール(フランス)を下し、2回戦で対戦成績を1勝12敗としていたフェデラーと激突した。

試合はハースが2-6, 7-6 (10-8), 6-4の逆転で勝利。2013年以来4年ぶり3度目の8強入りを果たした。

試合の第1セットはフェデラーのフォアハンドを中心とした攻撃に押されて2度のブレークを許し先取される。

第2セットでは両者サービスキープを続けてタイブレークへ突入。ハースはスコア7-8となりフェデラーにマッチポイントを握られるも、そこから3ポイントを連取しセットカウント1−1となる。

勢いづいたハースはファイナルセットの第5ゲームで初のブレークに成功。そのままリードを守り切り、マッチポイントではフェデラーのバックハンドがアウトとなり1時間55分で試合を制した。

ハースは「フェデラーに勝てて言葉が出ない。何度も戦ったけれど彼を相手にした試合の中でも今日のは間違いなくキャリアのハイライトで、とても特別だ」と喜びを語った。

「これは僕の最後の大会だから感情は今までのもとは別格だ。ドイツのみんなの前で僕の友人でありアイドル、伝説の選手の彼とプレーできて幸せだ」

準々決勝では当時世界ランク31位のM・ズベレフ(ドイツ)にストレートで敗退。同大会がハースの現役最後のトーナメントとなり、翌年3月にトーナメントディレクターを務めているBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)で正式に引退した。




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(2020年6月16日18時00分)

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