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マレーの歴代最多Vを特集

男子プロテニス協会のATPは15日に公式サイトで、元世界ランク1位のA・マレー(イギリス)のフィーバー・ツリー・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、 ATP500)での活躍を特集した。

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マレーは同大会で過去5度の優勝を飾り、これはB・ベッカー(ドイツ)L・ヒューイット(オーストラリア)A・ロディック(アメリカ)の4度の優勝を超えて歴代最多となっている。

1:2009年

当時22歳のマレーはセットを落とすことなく決勝へ進出。J・ブレイク(アメリカ)を7-5, 6-4のストレートで下し、1938年以来のイギリス人大会覇者となった。

「イギリス人が長い間ここで優勝していないと教えてくれたから、とても緊張していた。でもチャンスがきたときに活かすことができた」


2:2011年

2010年は敗れるも、2011年では再びタイトルを獲得。準決勝ではロディックを下した。決勝ではJW・ツォンガ(フランス)を3-6, 7-6 (7-2), 6-4の逆転で破った。


3:2013年

2012年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で初優勝を飾ったマレーは、2013年の決勝でM・チリッチ(クロアチア)に勝利。3度目の大会制覇を達成した。


4:2015年

準決勝でV・トロイキ(セルビア)、決勝でK・アンダーソン(南アフリカ)を下して歴代最多タイ4度目の優勝。アンダーソンとの対決ではブレークポイントを100パーセントの確率で獲得するなどの好調さを見せた。


5:2016年

連覇をかけて挑んだマレーはK・エドモンド(イギリス)、チリッチをフルセットで下して決勝へ。M・ラオニッチ(カナダ)に6-7 (5-7), 6-4, 6-3の逆転で勝利をおさめて史上初のクイーンズ5度目の制覇を果たした。

「この達成には大きな意味がある。もちろん僕にとって特別なもの。最も成功できているトーナメントだ」

マレーは2019年にけがから復帰し、同大会のダブルスにF・ロペス(スペイン)とペアを組み出場。R・ラム(アメリカ)/ J・ソールズベリー(イギリス)組を決勝で下した。




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(2020年6月17日10時30分)

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