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芝制覇を回想「鳥肌が立つ」

女子プロテニス協会のWTA公式サイトは19日、2018年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を制した世界ランク21位のA・ケルバー(ドイツ)のインタビューを掲載した。

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2018年の同大会、ケルバーは第11シードとして出場。3回戦で当時18歳の大坂なおみをストレートで破りベスト16に進出すると4回戦でB・ベンチッチ(スイス)、準々決勝でD・カサトキナ(ロシア)、準決勝でJ・オスタペンコ(ラトビア)をストレートで下し2016年以来2年ぶり2度目のウィンブルドン決勝に駒を進めた。

決勝ではS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-3, 6-3のストレートで破り、2016年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)に続く四大大会3度目の制覇を達成した。

WTA公式サイトでケルバーは「ウィンブルドンで優勝した瞬間のことを考えると、今でも鳥肌が立つ。でも、振り返ってみると重要だったのは勝利だけではないの。2016年にはセリーナと対戦して負けていた。それは多くのことを学べた一戦だったの。この経験は私を最も成長させ、2018年にタイトルを獲得するのに役立った」とコメントした。

また、32歳のケルバーは今後の目標としてテニスへの恩返しをあげた。

「テニスは多くの貴重な教訓を与えてくれる美しいスポーツ。でも、まず人々に手を取ってもらうためにはそれを目に見える形にしてアクセスしやすくしないといけない。そのために私はテニスに興味を持ってもらえるように、他のプロジェクトにも積極的に参加するようになった。このビジョンを持っているのは私だけではないし、この数カ月は特にドイツでテニスを成長させるための新しいアプローチを見ることができたのは素晴らしいことだった」

女子テニスツアーは現在、新型コロナウイルスの影響で中断中。再開は8月3日からのパレルモ・レディース・オープン(イタリア/パレルモ、クレー、 インターナショナル)を予定している。




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(2020年6月20日11時26分)

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