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齋田悟司が国枝の強さ明かす

男子車いすテニスの齋田悟司は6月30日にtennis365.netのインタビューに応じ、キャリアの印象に残った瞬間や四大大会シングルスで23度の優勝を誇る国枝慎吾について語った。

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齋田はNEC全日本選抜車いすテニス選手権大会のJWTAマスターズで8度の優勝。1996年にアトランタでパラリンピック初出場を果たし、2004年のアテネパラリンピックでは男子ダブルスで国枝とペアを組み金メダル、2008年の北京パラリンピックで銅メダルを獲得した。

キャリアで最も印象に残っている瞬間として齋田は「やっぱり2004年のアテネですね。ダブルスで金メダルを獲得した時が自分としても印象に残っています」と明かした。

「1999年に本格的にツアーを回っていくと決めて三重県から千葉県に出てきましたが、当時はパラリンピックで結果を出すことが自分の中ですごく大きな目標でした。2000年にシドニーでパラリンピック大会があったのですが1年ではなかなか結果は残せないと思っていたので、5年で計画を立てていました」

「それが最終的にダブルスで金メダルという結果を得ることができました。難しいことではありましたが、それを達成することができ、味わったことないような達成感を得られたことが1番かなと思います」

グランドスラムのシングルスで23度、ダブルスで20度の大会制覇を誇る国枝の活躍については「グランドスラムで20回以上優勝などの成績を残している中で、まだ世界1位でやっていけているというのはやっぱりテニスに対する取り組みとかがまじめだったり妥協を許さない精神力があるからだと思いますね。世界1位になった後、守りに入ったりとかおごりというのはなく、常に自身や車いすテニスの進化を目指している彼の信念がトップにいられる理由じゃないかなと思っています」と強さの秘訣を語った。




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(2020年7月3日17時43分)

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