男子テニスのジェネラリ・オープン（オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250）は１０日、シングルス２回戦が行われ、第２シードの
Ｄ・シュワルツマン（アルゼンチン）がワイルドカード（主催者推薦）で出場した世界ランク１５９位のＳ・オフナー（オーストリア）を6-2, 2-6, 7-5のフルセットで破り、初戦突破を果たすとともにベスト８進出を果たした。
＞＞大坂vsアザレンカ 1ポイント速報＜＜＞＞フォニーニらジェネラリオープン対戦表＜＜上位４シードが１回戦免除のため、この試合が初戦となったシュワルツマンはセットカウント１−１で迎えたファイナルセットで２度のブレークに成功。２時間１３分で勝利した。
シュワルツマンは新型コロナウイルスによるツアーの中断明けにW＆Sオープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATPマスターズ）と全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）に出場。W&Sオープンでは２回戦に駒を進めたものの、全米オープンでは１回戦で敗れていた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトでシュワルツマンは「次のラウンドに上がることができてうれしい。難しいアメリカでの試合のあとに自信を取り戻そうとしている最中だ」とコメントを残している。
シュワルツマンは４強入りをかけて、予選勝者の
Ｌ・ジェレ（セルビア）と顔を合わせる。ジェレは２回戦でワイルドカードで出場している
Ｊ・シナー（イタリア）をストレートで下しての勝ち上がり。
また、同日には１回戦が免除されていたシード選手が登場したが、第１シードの
Ｆ・フォニーニ（イタリア）や、第３シードの
Ｄ・ラヨビッチ（セルビア）、第４シードの
Ｎ・バシラシヴィリ（ジョージア）は敗れ、初戦で姿を消すこととなった。
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