テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は４日、女子シングルス４回戦が行われ、第１シードの
Ｓ・ハレプ（ルーマニア）は世界ランク５４位の
Ｉ・シフィオンテク（ポーランド）に1-6, 2-6のストレートで敗れ、４年連続５度目のベスト８進出とはならなかった。
＞＞ナダルら全仏OP対戦表＜＜＞＞シフィオンテクら全仏OP対戦表＜＜この試合、３度のダブルフォルトを犯したハレプはファーストサービスが入ったときに５３パーセントの確率でしかポイントを獲得できないなど、サービスゲームで苦戦。１９歳のシフィオンテクに１４度のブレークチャンスを与え、そのうち４度でブレークを許すなど終始主導権を握ることができずに、１時間８分で敗退した。
２０１８年以来２年ぶり２度目の全仏オープン制覇を狙っていた２９歳のハレプは試合後の会見で「彼女（シフィオンテク）は今日信じられないプレーをしていた。どんな場所にも追いつき、力強いボールを打っていた。全ての称賛は彼女のもの」と四大大会初のベスト８進出を決めたシフィオンテクを絶賛した。
「少し寒かったし、ベストを尽くすことができなかったけど、彼女は本当に良いプレーをしていた。今日は彼女の日だった。彼女はアグレッシブなプレーをするだろうと思っていた。とても自信を持っていたし、パワフル。彼女にとって最高の試合だったと思う」
また、勝利したシフィオンテクは会見で「何が起こったのかわからない。私は完璧にプレーしていたと思う。試合中ずっと集中していたし、自分でも驚いている」と話している。
シフィオンテクは４強入りをかけて、準々決勝で世界ランク１５９位の
Ｍ・トレヴィサン（イタリア）（イタリア）と対戦する。トレヴィサンは４回戦で第５シードの
Ｋ・ベルテンス（オランダ）をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第３シードの
Ｅ・スイトリナ（ウクライナ）らが８強へ駒を進めている。
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