男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク43位の
M・チリッチ(クロアチア)が第14シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)を6-0, 3-6, 6-3のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>テニスのMUSIC VIDEO『銀河特急』【Full ver.】<<この日、チリッチはファーストサービスが入った時に82パーセントの高い確率でポイントを獲得すると、オジェ アリアシムに1度もブレークチャンスを与えることなく第1セットを先取。第2セットでは2度のダブルフォルトを犯すなどサービスの安定感に欠きセットカウント1−1に追いつかれる。
しかし、ファイナルセットでは再び息を吹き返し、8本のサービスエースを獲得。リターンゲームでは強烈なフォアハンドを武器に得点を重ね第6ゲームでこのセット唯一のブレークに成功し、20歳のオジェ アリアシムを振り切った。試合時間は2時間27分。
男子プロテニス協会のATP公式サイトには32歳で元世界ランク3位のチリッチのコメントが掲載されている。
「最初の6ゲームを取ってスタートできたけど、そのときは全てのボールに集中できていた。素晴らしいスタートだったよ。フェリックス(オジェ アリアシム)が状態を上げてくると思っていたら、彼のプレーがだんだん良くなってきたんだ。第2セットは、彼に3-6で負けてしまったけど、本当にタイトなセットだったね。簡単ではなかった。第3セットでは、自分のサーブが良かったと感じていたから、それが役に立ったと思うよ」
2016年の同大会では
D・ゴファン(ベルギー)や
N・ジョコビッチ(セルビア)を下し4強入りを飾っているチリッチ。今年は2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク75位の
C・ムーテ(フランス)と対戦する。21歳のムーテは1回戦で同87位の
S・カルーソ(イタリア)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第9シードの
P・カレノ=ブスタ(スペイン)や、第15シードの
B・チョリッチ(クロアチア)、第16シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが2回戦に駒を進めた。
ロレックス・パリ・マスターズの第1シードは
R・ナダル(スペイン)、第2シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第3シードはD・メドヴェデフ、第4シードは
A・ズベレフ(ドイツ)、第5シードは
A・ルブレフ(ロシア)、第6シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第7シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)、第8シードはゴファン。上位8シードは1回戦免除のため2回戦から登場する。
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