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フェデラー ひざの状態「残念」

スイステニス協会の公式サイトは13日、世界ランク5位のR・フェデラー(スイス)のコメントを掲載。今年だけで2度行った右ひざの手術の状態が芳しくなく、全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)での復帰は難しいと語った。

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39歳のフェデラーは同日行われた「スイス・スポーツアワード2020」で過去70年間におけるスイス人男子最高のスポーツ選手に選出。授賞式のスピーチでは「来年にはテニスコートに戻ってきたいと思っている。様子を見ていきたい」と語っていた。

しかし、同日にスイステニス協会に掲載されたインタビューでは「10月にはすでに100パーセントの状態になることを望んでいたけど、残念ながらそうではなかった。全豪オープンは少し近すぎるかもしれない。もっと早くいい状態になれば良かったけれど、今のまま進んでいけば幸せだ」と話した。

フェデラーは今年3月と6月に右ひざを手術。新型コロナウイルスの影響でツアー再開が延期になったこともあり、無理をせずに2020年シーズンの終了を決めていた。今季公式戦の出場は、1月の全豪オープンのみとなっている。

「2度目の手術は大きなものだったけど、この半年間で確実に前に進んでいるよ。今後も注視して進んでいきたい。でも、時間はしっかりかけていきたい。次の2カ月3カ月は僕にとって非常に重要な期間になるはずだ」

また、リハビリ中は家族と過ごす時間が増えたことにも触れている。

「それに関して言えば、普段とは違うとても良い変化だったね。コロナウイルスのこのような状況だけど、僕自身についてのみ言えば本当に楽しかった。特別な時間だったし、家族もとても素敵な時間だったと言っていたよ」

全豪オープンは2021年1月の開催を予定しているが、入国審査の厳格化などもあり2月に本戦が開幕する可能性が取りざたされている

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(2020年12月14日8時47分)

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