男子プロテニス協会のATP公式サイトは21日、ATPワールドツアー・アワードの各受賞者を発表。世界ランク2位の
R・ナダル(スペイン)は今季最もスポーツマンシップにのっとった選手におくられる「ステファン・エドバーグ・スポーツマンシップ・アワード」を3年連続4度目の受賞を果たした。ATPの公式ツイッターはナダルの動画メッセージを投稿している。
>>PS5で錦織 圭、フェデラー、ナダルら登場の【テニス ワールドツアー 2】やってみた<<現在は自身の運営する「ラファ・ナダル・アカデミー」でトレーニングを行っているナダルは、ATPのツイッターメッセージで「またこの『ステファン・エドバーグ・スポーツマンジップ』賞のトロフィーを持てたことは、僕にとって大きな意味があることだ。これまでもらってきた他のトロフィーの横にこれも置こうと思う。とても大切なトロフィーだ」とコメント。
続けて「スポーツマンシップを掲げたこの賞に自分が適した人間だと思ってくれたツアーの仲間たちに感謝したい。いつも、どんな人になりたいかと聞かれたら、良い選手でいるより良い仲間になりたいと常に答えていた。だからこそこのトロフィーには大きな意味がある。なぜなら、これに投票してくれたのは選手たちで、選手はみなとても良く知っているから。本当にありがとう。このトロフィーを僕のアカデミーの特別な場所にある他のトロフィーの隣に飾りたい。本当にありがとう」と語りかけた。
34歳のナダルは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト8に進出。2月のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/ アカプルコ、ハード、ATP500)では
G・ディミトロフ(ブルガリア)や
T・フリッツ(アメリカ)らを破り2020年シーズン初タイトルを獲得した。
新型コロナウイルス感染拡大によるツアー中断明けに開催された全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は
J・シナー(イタリア)や
D・シュワルツマン(アルゼンチン)を下し決勝に駒を進めると、最後は
N・ジョコビッチ(セルビア)を撃破。全試合ストレート勝ちをおさめ、13度目の大会制覇を成し遂げた。
[PR]「錦織 圭・大坂 なおみ 2020 〜復活への想い、戴冠への軌跡、そして東京へ〜」
12/29(火)夜10:00
「国枝 慎吾・上地 結衣 2020 〜グランドスラム優勝への道のり、そして東京へ〜」
12/29(火)夜11:00■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・ジョコ ATPとの対立は望まず・ナダル 全仏4度目の完全制覇・ナダル「全仏僕にとって全て」■おすすめコンテンツ
・テニススクール コンシェルジュ・レンタルコート予約・世界ランキング