男子プロテニス協会のATP公式サイトは24日、世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)の今季を総括。4つの項目に分けて2020年を解説するとともに、来季の展望を行った。
>>【テニス】HEAD新作ラジカル 全貌を徹底解説! 関口 周一と尾崎 里紗も魅力を語る<<33歳のジョコビッチは今シーズン、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)、2月のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ ドバイ、ハード、ATP500)、8月のW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP1000)、9月のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP マスターズ)の4大会を制覇。
P・サンプラス(アメリカ)に並ぶ歴代最多タイ6度目の年間最終世界ランク1位に輝いた。
ATPはジョコビッチを「思い出の瞬間」、「キースタッツ」、「名言」、「これからの道のり」の4つに分けて特集。
<思い出の瞬間>ジョコビッチは意外にも過去4シーズンで1度しか年間最終ランク1位を獲得していなかった(2018年のみ)。今年はようやく
R・ナダル(スペイン)から1位の座を奪還し、サンプラスと同じ6度目の栄誉に輝いた。今月には、
R・フェデラー(スイス)に続く世界ランク1位在位期間通算300週の偉業を達成している。
<キースタッツ>1月の全豪オープンで大会8度目の優勝を果たしたジョコビッチ。同大会の3回戦で
J・シュトルフ(ドイツ)を下した瞬間、1968年のテニスオープン化以降史上6人目ツアー通算900勝をあげた選手となった。現在の勝利数は934で2021年シーズンでは1000勝に到達する可能性がある。
<名言>「より良い選手になるために努力し続け、心から愛しているスポーツでより多くの成功を収め、より多くの記録を更新したいと思っている」
<これからの道のり>来シーズン、仮に3月までジョコビッチが世界ランク1位に君臨していた場合はフェデラーが持つ世界ランク1位通算在位期間310週の記録を更新。その先には単独首位となる、7度目の年間最終ランク1位の栄冠が待っている。また、ジョコビッチの四大大会のタイトル数は現在17個。フェデラーとナダルの持つ20度制覇の記録にあと一歩まで迫っている。
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