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キリオス 昨年は「幸運だった」

男子プロテニス協会のATP公式サイトは30日、2月1日に開幕するマレー・リバー・オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)に出場する世界ランク47位のN・キリオス(オーストラリア)のインタビューを掲載。約1年ぶりとなるツアーの舞台に臨む心境を語った。

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25歳のキリオスは昨シーズン、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でベスト16へ進出。その後2月のアビエルト・ メキシコ・ テルセル(メキシコ/ アカプルコ、ハード、ATP500)1回戦で途中棄権して以降、公式戦から離れていた。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響によりツアーを長期間離脱したキリオス。昨年については「去年はクレイジーな1年だった。僕個人的な意見で言えば、家族や友人と一緒にいて、すべてをリセットすることができたのは信じられないほど幸運だったと思う。精神的には完全にリフレッシュして、また戦う準備ができたと感じている」と語った。

「幸運にもジョーダン・トンプソンがこの1カ月間キャンベラに来てくれていたから、一緒にトレーニングをしていたんだ。精神的にはプレーしたい場所にいるように感じていたし、リフレッシュできたよ」

マレー・リバー・オープンでは第13シードとして出場するキリオスは1回戦で世界ランク208位のA・ムラー(フランス)と対戦する。

「またこのツアーに参加できるのは幸せだよ。外に出てプレーすることに興奮している。どうなるか見てみよう。選手たちはみんな、今は耳で他の選手の情報を知るくらいなんだ。誰が調子いいのか悪いのか誰にもわからない。そのなかでの僕は1日1日を大切にして、できるだけ楽しんでいきたいと思っているよ」

マレー・リバー・オープンの第1シードはS・ワウリンカ(スイス)、第2シードはG・ディミトロフ(ブルガリア)、第3シードはF・オジェ アリアシム(カナダ)、第4シードはB・チョリッチ(クロアチア)、第5シードはC・ルード(ノルウェー)、第6シードはT・フリッツ(アメリカ)、第7シードはU・アンベール(フランス)、第8シードはD・エヴァンス(イギリス)。上位8シードは1回戦免除のため2回戦からの登場となる。

キリオスは同大会のあと、2月8日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)への出場を予定している。

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(2021年1月31日14時33分)

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