ジョコ 感染対策「素晴らしい」

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ジョコ感染対策「素晴らしい」

男子プロテニス協会のATP公式サイトは１月３１日、２日に開幕が迫った国別対抗戦ATPカップ（オーストラリア/メルボルン、ハード）にセルビア代表として出場する世界ランク１位のＮ・ジョコビッチ（セルビア）のコメントを掲載。２連覇がかかる同大会制覇の意気込みを語った。

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ジョコビッチは先月２９日にアデレードで行われたエキシビションマッチ「A Day at the Drive」に出場。その後メルボルンに移動し、ATPカップへ調整を行っている。

昨年の第１回ATPカップでジョコビッチは、Ｋ・アンダーソン（南アフリカ）やＧ・モンフィス（フランス）、Ｄ・シャポバロフ（カナダ）、Ｄ・メドベージェフ（ロシア）らを破る活躍を見せ母国の決勝進出に貢献すると、決勝戦ではＲ・ナダル（スペイン）擁するスペインと対戦。ナダルをストレートで撃破し、同国の優勝をあと押しした。

大会連覇がかかるセルビアはカナダ、ドイツと同組になり予選を戦う。ジョコビッチはシングルスのナンバー１として、世界ランク７位のＡ・ズベレフ（ドイツ）、同１２位のシャポバロフと対戦することとなった。

ジョコビッチは２９日のエキシビションマッチで観客が入った客席を見たことに言及した。

「スタンドの観衆を見たことが１番ぐっときたことだ。１５年以上プロテニスをプレーしてきた僕のキャリアのなかで、今はそれが最大の原動力でありインスピレーションの１つになっている。観客の前でプレーすることで、そのエネルギーを蓄え、僕とファンが持っているスポーツに対する大きな情熱と喜びを分かち合うことができるんだ」

また、ジョコビッチは全豪オープンやオーストラリア・テニス協会の新型コロナウイルスの感染拡大防止のプロトコルについて「この国は、このウイルスに対処するために素晴らしい仕事をしてきた。僕らが愛するスポーツを練習し、プレーし、競技する機会を得られたことに感謝している。僕らはここにいることに興奮しているんだ」と対応を称賛した。

ATPカップにおけるセルビアの予選ラウンドロビンは２戦ともセンターコートであるロッド・レーバー・アリーナで行うことが決定。ジョコビッチは全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）の８つのトロフィーをそのコートで獲得してきた。

ジョコビッチは同コートでの戦いについて「オーストラリア、メルボルン、特にロッド・レーバー・アリーナは僕のとってみればホームのようなもの。あそこは僕のキャリアでもっとも成功した場所でもあるんだ。たくさん思い出があるし、美しい思い出もあるから、その中から１つを選ぶのは難しいね。毎年、このコートに戻ってくるたびにさらに良い気分になるんだ。コートで勝てば勝つほど、自信を持ってコートに戻ってくることができる」と自信を覗かせた。

ジョコビッチはATPカップのあと、８日に開幕する全豪オープンへの出場を予定している。

＜２０２１年ATPカップのスケジュールは以下の通り＞

１日目
・デイセッション現地時間２日の１０時（日本時間２日の８時）から開始
グループＡ：セルビア×カナダ
グループＣ：オーストリア×イタリア

・ナイトセッション現地時間２日の１７時３０分（日本時間２日の１５時３０分）から開始
グループＢ：スペイン×オーストラリア
グループＤ：ロシア×アルゼンチン

２日目
・デイセッション現地時間３日の１０時（日本時間３日の８時）から開始
グループＡ：ドイツ×カナダ
グループＣ：イタリア×フランス

・ナイトセッション現地時間３日の１７時３０分（日本時間３日の１５時３０分）から開始
グループＢ：ギリシャ×オーストラリア
グループＤ：ロシア×日本

３日目
・デイセッション現地時間４日の１０時（日本時間４日の８時）から開始
グループＡ：セルビア×ドイツ
グループＣ：オーストリア×フランス

・ナイトセッション現地時間４日の１７時３０分（日本時間４日の１５時３０分）から開始
グループＢ：スペイン×ギリシャ
グループＤ：アルゼンチン×日本

４日目
・ナイトセッション現地時間５日の１７時３０分（日本時間５日の１５時３０分）から開始
準決勝：グループＡの勝者×グループＤの勝者
準決勝：グループＢの勝者×グループＣの勝者

５日目
・ナイトセッション現地時間６日の１７時３０分（日本時間６日の１５時３０分）から開始
決勝戦

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