テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は９日、男子シングルス１回戦が行われ、第２シードの
Ｒ・ナダル（スペイン）が世界ランク５６位の
Ｌ・ジェレ（セルビア）を6-3，6-4，6-1のストレートで破り、５年連続１５度目の初戦突破を果たした。試合後の会見では「今日は良くなかった」と話した。
＞＞大坂vsガルシア 1ポイント速報＜＜＞＞ジョコ、ナダルら全豪OP対戦表＜＜背中の張りのため、前週の国別対抗戦ATPカップ（オーストラリア/メルボルン、ハード）を欠場していたため、昨年１１月のNitto ATPファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）以来 約３カ月ぶりの公式戦となったナダル。
この日は５本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに８３パーセントの高い確率でポイントを獲得。ジェレに１度ブレークを許したものの、リターンゲームでは６度のブレークに成功し、１時間５２分で勝利した。
２００９年以来１２年ぶり２度目の全豪オープン制覇を狙い好スタート切ったナダルは会見で「ストレートで勝つことができたのはいつだっていいスタートの証だ。しばらく公式戦を戦っていなかったから難しかったけど、いい始まりでうれしい」とコメント。
続けて背中の状態については「完璧ではない。日々を過ごせているからこれからよくなっていく可能性もある。ここで闘い続ければチャンスが巡ってくるはずだから、向上できるように努めていくよ」と語った。
「でも今日は良くなかった。サービスのフォームを少し変えなければならなかった。今日の僕がこの状況で勝つために行ったこと。明日は休みでその次にまた試合がある。ポジティブでいなければならない。準備ができるようにできることを全て行っていく」
四大大会２０度の制覇を誇るナダルは２回戦で、世界ランク１７７位の
Ｍ・モウ（アメリカ）と同２０２位の
Ｖ・トロイキ（セルビア）のどちらかと対戦する。
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