テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は１０日、女子シングルス２回戦が行われ、第３シードの大坂なおみが世界ランク４３位のＣ・ガルシア（フランス）を6-2，6-3のストレートで破り、４年連続５度目の３回戦進出を果たした。試合後の会見では「昨夜の夢で、私はこの試合負けていた」と明かした。

＞＞大坂 なおみvsジャバー 1ポイント速報＜＜

＞＞大坂 なおみら全豪OP対戦表＜＜

２０１９年以来２年ぶり２度目の優勝を狙う大坂はこの試合、１０本のサービスエースを放つなどファーストサービスが入ったときに８６パーセントの高い確率でポイントを獲得。ストローク戦では２３本のウィナーを決めるなど元世界ランク４位のガルシアを圧倒し、１時間１分で勝利した。

大坂は試合後の会見で「今日の試合のために、これまでチームに共有したことないことを伝えた。今回の試合ではとても緊張して、悪い夢も見た」と明かした。

「私の夢は未来予知になることが多い。夢で起こったことが現実で起きることもよくある。昨夜の夢で私はこの試合で負けていて、とても悲しんでいた。だからチームにこれを話して、それで気分がよくなった。この試合に入るにあたっては、ガルシアをコントロールできないと思っていた」

「気分が晴れたことが今日サービスが好調だった要因かもしれない。理論上サービスは唯一自分がコントロールできるもの」

３回戦では第２７シードのＯ・ジャバー（チュニジア）と対戦する。ジャバーは２回戦で、世界ランク１２９位のＡ・カロリーナ・スクミエドロワ（スロバキア）をストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第７シードのＡ・サバレンカ（ベラルーシ）や第１０シードのＳ・ウィリアムズ（アメリカ）、第１５シードのＩ・シフィオンテク（ポーランド）らが３回戦へ駒を進めた。

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