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ティーム 次は難敵キリオス

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は10日、男子シングルス2回戦が行われ、第3シードのD・ティーム(オーストリア)が世界ランク70位のD・ケプファー(ドイツ)を6-4, 6-0, 6-2のストレートで破り、3回戦進出を果たした。

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昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で四大大会初優勝を飾ったティームは、この日1度もブレークを許さずに1時間39分で勝利した。

会見でティームは「いい試合だった。彼は序盤でかなり勢いがあった。コンディションとして今日はオーストラリアへ来てから1番暑い日だったから、それに慣れる必要があった。難しい状況を乗り越えなければならない」と振り返った。

新型コロナウイルスの影響を世界中が受ける中、今大会は観客を入れるなどしている。

ティームは「世界的にいい例になっていると思う。僕らは今ここでプレーできている。それは信じられないほど選手にとっていいこと。ファンも望んでいること」と語った。

「テレビでメッセージを送っているとも思っている。例えば新型コロナウイルスの状況をコントロールできていないヨーロッパやアメリカで大会を開催するのは難しい。観客を動員して開催するには、もう少し時間が必要だと思う。オーストラリアは、とてもよくやっている。ここでプレーできているのは素晴らしいこと」

ティームは3回戦で、世界ランク47位のN・キリオス(オーストラリア)と対戦する。キリオスは2回戦で第29シードのU・アンベール(フランス)をフルセットで下しての勝ち上がり。

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(2021年2月11日7時35分)

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