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ジョコ 右脇腹に不安も16強

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は12日、男子シングルス3回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第27シードのT・フリッツ(アメリカ)を7-6 (7-1),6-4,3-6, 4-6, 6-2のフルセットで破り、4年連続14度目のベスト16進出を果たした。

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この試合、タイブレークを制し第1セットを先取したジョコビッチは、第2セットでフリッツに6本のサービスエースを決められるなどリターンゲームで苦戦するも1度ブレークに成功し、セットカウント2−0と王手をかける。

第3セットでは第3ゲーム終了後に右脇腹付近を治療するためメディカル・タイム・アウトを要求。その後は本来のフォームでストロークを打つことができないジョコビッチは険しい表情を見せると、第8ゲームでブレークされて、セットカウント2−1とする。さらに第4セットも落とし、ファイナルセットへ突入。

その後、通常の動きを徐々に取り戻したジョコビッチが第6ゲームで激しいラリー戦を制してブレークに成功。その後もリードを守り、3時間を超える激闘を制した。

3年連続9度目の全豪オープン制覇を狙うジョコビッチは、4回戦で第14シードのM・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。ラオニッチは3回戦で世界ランク55位のM・フチョビッチ(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。

同日には第6シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)、第20シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)らがベスト16へ駒を進めた。

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(2021年2月12日22時23分)

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