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完敗ティーム 3つの敗因明かす

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は14日、男子シングルス4回戦が行われ、前年の同大会準優勝を果たした第3シードのD・ティーム(オーストリア)は第18シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)に4-6,4-6,0-6のストレートで敗れ、2年連続2度目のベスト8進出とはならなかった。試合後の会見では「3つの良くないことが重なってしまった」と話した。

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昨年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)を制しているティームはこの日、41本のアンフォースド・エラーを記録する。本来の力が発揮することができずにいると、ディミトロフには10本のサービスエースを決められるなど苦戦。最後は9ゲームを連取され力尽きた。

試合後の会見でティームは「いくつかの良くないことが重なってしまった。1つは体力的な問題。2つ目はただ単に最悪な日だったということ。そして彼(ディミトロフ)が素晴らしい選手であるということ。その3つが重なってあのような結果になってしまった」と語った。

「ちょっとしたフィジカル的な問題はあった。でもその話題は話したくないし、言い訳にしたくない。僕は機械ではないから単純によくない日もある。このレベルだと100パーセントの力を発揮できないとすぐにこんな結果になってしまうよ」

最後にティームは自身に勝利したディミトロフについて「おそらく10年前から、あるいはもう少し前から彼はツアーで最高の選手の1人だと思っている。彼の調子が良ければ、相手は本当にタフ。グランドスラムで大躍進してくれることを本当に願っている。彼は絶対それに値する選手だ」と称賛するコメントを残した。

勝利したディミトロフは準々決勝で世界ランク114位のA・カラツェフ(ロシア)と対戦する。3回戦で第8シードのD・シュワルツマン(アルゼンチン)を下しているカラツェフは、4回戦で第20シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)をフルセットで破り、四大大会初の8強に駒を進めている。

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(2021年2月14日17時17分)

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