テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日、男子シングルス4回戦が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)が第16シードの
F・フォニーニ(イタリア)を6-3,6-4,6-2のストレートで破り、5年連続13度目のベスト8進出を果たした。試合後の会見では「ポジティブな勝利になった」と喜びを語った。
>>大坂vsシュウェイ 1ポイント速報<<>>大坂ら全豪OP対戦表<<この試合、ナダルはフォニーニに7本のサービスエースを決められるも6度のブレークに成功。2時間16分で8強入りを決めた。
背中の張りのため前哨戦となったATPカップ(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)を欠場したナダル。試合後の会見で同箇所の経過についてナダルは「第1セットは間違いなく今大会で最高のレベルだった。何日か連続で練習できたから、それも当たり前のこと。それは大きな違い。今はポジティブな気持ちを持つことも大切。体調はこれからも改善していかないといけない」と話した。
「昨日から練習量を増やした。今日はラリーのロングポイントもあってポジティブな勝利になったから、それが次の試合につながっていくと思う」
また、モチベーションの維持について問われたナダルは「テニスが好き。自分がやっていることが好きなんだ。それが1番大事なこと。グランドスラムで優勝したいという気持ちはもちろんあるし、その年の最も重要なイベントでプレーしたいという気持ちもある。それは間違いないよ。僕が言いたいのは『最高のものになるようにしたり、なろうとするために執着したことがない』ということ」と明かした。
「野心が重要だと思うし、僕だって野心を持っているけど、健全な野心を持っていなければいけない。楽しんで、常にベストを尽くすだけだ。毎日、自分の最高基準で勝負しようとしている。最高が60パーセントの時もあれば、100パーセントの時もある。でも、そのなかで常にベストを尽くそうと思っているんだ。それが僕の幸せだよ」
2009年以来12年ぶり2度目の全豪オープン制覇を狙うナダルは準々決勝で第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは4回戦で第9シードの
M・ベレッティーニ(イタリア)と顔を合わせる予定だったが、ベレッティーニが試合前に棄権を発表したたため、8強へ駒を進めている。
同日には第4シードの
D・メドベージェフ(ロシア)、第7シードの
A・ルブレフ(ロシア)が準々決勝に進出した。
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