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ナダル、大逆転許し4強ならず

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は17日、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのR・ナダル(スペイン)は第5シードのS・チチパス(ギリシャ)に6-3, 6-2, 6-7 (4-7), 4-6, 5-7の逆転で敗れ、2019年以来2年ぶり7度目のベスト4進出とはならなかった。

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2009年以来12年ぶりの全豪オープン優勝を狙ったナダルは第1セット、ファーストサービスが入ったときに76パーセントの確率でポイントを獲得。第7ゲームから3ゲームを連取して先取する。

第2セットも第1ゲームからパッシングショットを決めるなどしてブレーク。その後もストロークで優位性を保ってリードを広げ、勝利へ王手をかける。

しかし第3セットでタイブレークを落とすと、第4セットではチチパスにストロークで凌駕される。第9ゲームで初のブレークを許して取られ、セットカウント2−2となる。

ファイナルセットでもチチパスの勢いを止められずに第11ゲームでブレークを許す。その後チャンスを獲得できずに4時間を超える死闘の末に逆転負けを喫した。

勝利したチチパスは準決勝で、第4シードのD・メドベージェフ(ロシア)と対戦する。メドベージェフは準々決勝で第7シードのA・ルブレフ(ロシア)をストレートで下しての勝ち上がり。

前日に行われた準々決勝では、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と世界ランク114位のA・カラツェフ(ロシア)が4強入りを決めている。

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(2021年2月17日21時52分)

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