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錦織 初戦突破「接戦だった」

男子テニスのABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)は1日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク45位の錦織圭が第7シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を7-6 (7-4),6-1のストレートで下して昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)以来 約5カ月ぶりに白星をあげ、初戦突破を果たした。男子プロテニス協会のATP公式サイトには錦織のコメントが掲載されており「接戦だった」と振り返った。

>>錦織らロッテルダム対戦表<<

>>錦織 2回戦 1ポイント速報<<

この日、錦織はファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど安定感のあるサービスゲームを披露。リターンゲームではオジェ アリアシムに6本のサービスエースを決められるなど苦戦しタイブレークに突入するも、バックハンドウィナーを決めるなどで主導権を握ると第1セットを先取する。

第2セットは序盤でオジェ アリアシムが右股関節の治療でメディカル・タイムアウトを取る。

その後は失速したオジェ アリアシムを攻め立てた錦織が2度のブレークに成功し、勝利を決めた。

錦織は「第1セットのオジェ アリアシムのサービスはよくて、ファーストサービスでは多くのポイントを取っていた。タイブレークでは安定したプレーができたし、第2セットの最後の方はサービスもよかった。彼(オジェ アリアシム)はけがをしていたけれど、僕自身は気持ちよくボールを打つことができた」と手応えを得ていた。

2回戦では、世界ランク23位のA・デ ミノー(オーストラリア)と同39位のJ・ミルマン(オーストラリア)のどちらかと対戦する。

今大会の第1シードはD・メドベージェフ(ロシア)、第2シードはS・チチパス(ギリシャ)、第3シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第4シードはA・ルブレフ(ロシア)、第5シードはR・バウティスタ=アグ(スペイン)、第6シードはD・ゴファン(ベルギー)、第8シードはS・ワウリンカ(スイス)

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(2021年3月2日2時09分)

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