男子テニスのオープン13・プロヴァンス(フランス/マルセイユ、室内ハード、ATP250)は9日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク66位の
JW・ツォンガ(フランス)が同61位の
F・ロペス(スペイン)を3-6,6-4,7-5の逆転で破って初戦突破を果たすとともに、2019年11月の国別対抗戦デビスカップ(スペイン/マドリッド、室内ハード)以来 約1年4カ月ぶりの公式戦白星をあげた。
この試合、ツォンガは2度のブレークを許し第1セットを落としたものの、第2セット以降は16本のサービスエースを決めるなど安定したサービスゲームを披露。39歳のロペスにブレークを許すことなく2時間7分の熱戦を制した。
元世界ランク5位のツォンガは昨年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム出場したものの、1回戦の
A・ポピリン(オーストラリア)との試合中に背中の痛みを訴えて途中棄権し、その後ツアーを離脱していたため今大会は約1年2カ月ぶりの復帰戦となっていた。
男子プロテニス協会ATP公式サイトには念願の勝利を手にしたツォンガのコメントが掲載されている。
「今回の勝利は、おそらく僕のキャリアの中で最高の勝利の1つだと思う。何カ月も痛みがあったから、本当に勝てて良かった。今日は、1試合に勝った。それだけだけど、それがこの数週間の目標の1つだったんだ。子どものようにうれしいよ」
また、39歳のロペスとの試合を制したことについては「彼とは長い付き合いだし、フェリ(ロペス)とは良い思い出がたくさんあるんだ。彼に勝てて本当にうれしいよ。彼は室内でのプレーが上手いし、左利きだし、背も高い。僕にとっては良い勝利で今日はハッピーだ」と話した。
ツォンガは2回戦で第4シードの
U・アンベール(フランス)と対戦する。今大会、上位4シードは1回戦免除のためアンベールは2回戦からの登場。
同日には第7シードの
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、世界ランク81位の
L・プイユ(フランス)らが2回戦へ駒を進めたものの、第6シードの
錦織圭は同93位の
PH・エルベール(フランス)にストレート負けを喫し姿を消すこととなった。
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