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錦織「相手のサーブよすぎた」

男子テニスのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)は18日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク41位の錦織圭は同81位のL・ハリス(南アフリカ)に1-6,6-3,3-6のフルセットで敗れ、2019年のバルセロナ・オープン(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)以来 約1年11カ月ぶりのツアーベスト4進出とはならなかった。会見では「相手のサービスがよすぎた。ファイナルセットで何度かチャンスはありました」と語った。

この日、錦織はハリスの強烈なサービスに押されて、わずか23分で第1セットを落とす。しかし第2セットでは息を吹き返して2度のブレークに成功し、セットカウントを1−1に追いつく。

ファイナルセットでは互いにキープが続いたが、第7ゲームからハリスに3ゲームを連取されて1時間36分で力尽きた。

錦織は「第1セットの原因は分からない。練習がよかったので。第2セットはすぐリセットして戻ってこれたので、危なかったです。たぶん先にブレークされてたら、すぐ終わってた試合だったと思います」と振り返った。

「なかなか読みづらいサービスでした。とても速いってわけではないんですけど、今日はかなりコーナーに入ってきていたので、しょうがないです。彼(ハリス)がよかったです」

「もうちょっとはいきたかったです。チャンスはあったので」

一方、勝利したハリスは準決勝で第3シードのD・シャポバロフ(カナダ)と対戦する。シャポバロフは準々決勝で世界ランク53位のJ・シャルディ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。

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(2021年3月19日3時09分)

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