男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は27日、シングルス2回戦が行われ、第28シードの
錦織圭が世界ランク59位の
A・ベデネ(スロベニア)を7-6 (8-6),5-7,6-4のフルセットで破り、初戦突破を果たした。
>>錦織らマイアミOP対戦表<<>>錦織vsチチパス 1ポイント速報<<上位シード勢は1回戦免除のためこの試合が初戦となった錦織はこの日の序盤、ベデネに強烈なバックハンドウィナーを決められ第1ゲームでブレークを許す苦しい立ち上がりとなる。それでも錦織は直後の第2ゲームで、ダブルフォルトを犯すなどサービスが安定しないベデネを攻め立てブレークバックに成功。
その後は互いにサービスゲームのキープが続くものの、第11ゲームでは錦織がストロークのミスを連発しこのセット2度目のブレークを許す。しかし、錦織はベデネのサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームで土壇場のブレークバックに成功しタイブレークに突入する。錦織は強烈なフォアハンドウィナーを放つなどでこれを制し、第1セットを先取した。
第2セットでも互いのサービスゲームのキープが続くが、第6ゲームではストローク戦で錦織が競り負けブレークを与える。錦織は直後の第7ゲームでブレークバックに成功するも、第12ゲームではこの日4度目のブレークを許しセットカウント1−1に追いつかれる。
迎えたファイナルセット、互いに疲労が見えるなか錦織がバックハンドウィナーを決めるなどで第7ゲームで先にブレークを奪うと、その後はベデネに挽回されることなく前週のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)3回戦に続き勝利した。
錦織は2017年以来7度目のベスト16進出をかけて、3回戦で第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)と対戦する。チチパスは2回戦でラッキールーザーで本戦入りした世界ランク126位の
D・ジュムホール(ボスニア)をストレートで下しての勝ち上がり。
昨年の同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていたため、今回が2年ぶりの開催となっている。
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