女子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
A・バーティ(オーストラリア)が第5シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)を6-3,6-3のストレートで破り、優勝を果たした2019年の前回大会以来、2年ぶり2度目のベスト4進出を決めた。
>>マイアミOP対戦表<<昨年の同大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていたため、今回が2年ぶりの開催。
2019年には
K・ベルテンス(オランダ)や
P・クヴィトバ(チェコ)、
Ka・プリスコバ(チェコ)らを破りタイトルを手にしていたバーティだが、この日は7本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに67パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットと第2セットの間には腹部付近の治療のためにメディカル・タイムアウトを要求し影響が懸念されたものの、1時間29分で勝利した。
女子プロテニス協会のWTA公式サイトにはバーティのコメントが掲載されている。
「エリーナ(スイトリナ)と試合をする場合は最高のテニスをしなければいけないと思っている。そして、今日の内容には満足している。(腹部については)痛みが少しあったから、テープで補助をしてもらった。でも、明日1日あれば回復するようなもの。元気になることを約束したい」
バーティは2連覇をかけて、決勝で第8シードの
B・アンドレースク(カナダ)と第23シードの
M・サッカリ(ギリシャ)のどちらかと対戦する。
決勝戦についてバーティは「2人とも物凄い選手で、素晴らしいアスリート。マリア(サッカリ)は、コート上で最もフィジカルな人。ビアンカ(アンドレースク)とは対戦したことがないから、お互いに新鮮な気持ちで戦えると思う」と語った。
一方、敗れたスイトリナは大会初の決勝進出とはならなかった。
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